ピケティの理論は完全に正しい。働いても絶対に資本家には追い付かない

「トマ・ピケティ」という人物を覚えているでしょうか。

「21世紀の資本」という大変話題になった本の著者です。
読まれましたでしょうか?私は一応一回読んではみました。
大変分厚くて難しそうなことが書かれていますが、正直言っていることは一つしかありません。

「働いても働いても、もともとの金持ちには勝てない」

これをメッセージとして発信しているだけなのです。

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ピケティが言いたかったこと

彼の編み出した不等式は

資本収益率(r)>経済成長率(g)

です。

おおよそ彼の定義によると

  • 資本収益率(r)=利潤、配当金、利息、貸出料などのように、資本から入ってくる収入のこと
  • 経済成長率(g)=給与所得

とされています。

つまりこれが意味するところは、資産によって得られる富の方が、労働によって得られる富よりも速く蓄積されやすいということになります。
つまり労働だけでは、資本の力にいつまで経っても勝てないということを意味します。

簡単な例で考えてみる

資産を持たず働くだけのサラリーマンと、資産しか持たず働かない富裕層で考えてみましょう。

サラリーマンの生涯年収は一昔前まで3億円と言われていました。
残念なことに最近はそれほど無いとのデータも出ていますが、とりあえず労働者が一生で稼ぐことができる賃金を3億円とします。
相対する富裕層が持っている資産を3億円としましょう。

  • 毎年750万円を稼ぎ続けるサラリーマン(生涯年収3億円)
  • 今、3億円の資産があり年率3%で運用する大富豪

この両者の40年間の資産推移を比較してみましょう。

悲しいことに3億円だった差が、6億5千万円まで広がってしまうのです。
もちろん生活支出などは全く考慮に入れていませんが、感覚的にはこういったことになってしまう訳です。なんともやり切れない気持ちになってしまいますよね。

ピケティはこういった理不尽を世界に広めたかったのだと思います。
労働力は資本の力に負けてしまう。
もちろん反対の意見を上げ続けることは大事なことです。

ただ、現実問題として我々個人としては、今の経済ルールのもとで戦っていく必要もあるのです。やはり、そう簡単には世界は変わりませんからね。

どう戦うのか。我々はそれを考えなければなりません。

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