エルブランズ(LB)株の過去データ分析~今後の見通しー12ー

 

記念すべき第12回はエルブランズ(LB)です。

 

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どんな会社??

エル・ブランズは米国のアパレル企業です。
「ビクトリアズ・シークレット」がとても有名ですね。特に「ビクトリアズ・シークレット」ブランドでのショーは注目度が非常に高く、出演するモデルは「エンジェル」と呼ばれ、そこに選ばれることは大変名誉なことみたいです。
基本的には、婦人用下着、衣料を販売しており、美容・パーソナルケア用品、アロマ製品なども店頭には並んでいます。アメリカ、カナダ、英国に小売店網を展開しており、マレーシアなどの途上国にも店舗を見かけたことがあります。

 

現在の株価データ

2017/11/17時点で、49.12$。perは12.2倍です。

配当利回りは4.67%。

また、S&P格付けはBB+であり、Stable(安定的)です。
このS&Pの格付けは2011年に得てから維持しています。BB+が良いかどうかはともかくとして、財務状況が一定な水準をキープしているのは良い点だと思います。まぁ、長期的に不安定な綱渡りをしているとも言えますが。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

2009年から大きく上昇をはじめ、16年にピークを迎えた後、急落して現在に至ります。長期的に20~35$くらいで推移していましたが、その水準まで落ちてきてしまった感じです。
持ち直せるかどうかは見ものですね。

 

総売上高

まずまずしっかりと右肩上がりに伸びています。
しかしグラフにはありませんが、2017年は減少見込みとなっており、それが株価急落の一因となっています。
勢いが途切れてしまったショックが株価に響いているのでしょう。

 

1株あたりの利益(EPS)

こちらも売上高と同様におおむね右肩上がりの傾向です。
しかしながら、17年は減収減益見込みです。
株価暴落の直接的な要因は、こちらが大きいでしょうか。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは非常に不安定ですね。
なんと2012年度からは、計算不能となっております!理由はBPSの項目で。

 

1株あたり純資産(BPS)

なんとBPSがマイナス!!!
これはいけませんね。
平たく言うと純資産がマイナス=債務超過ということを意味します。潤沢なキャッシュフローを盾に、積極的に借り入れて投資や配当に回しているようです。

また、債務超過=倒産危機という訳ではありません。日本では東芝が債務超過でうんぬんかんぬんと言っておりましたが、あの有名な「マールボロ」を販売するタバコ会社「フィリップモリス(PMI)」も債務超過でありますが、業績は絶好調です。

なおROE=EPS/BPSなので、BPSがマイナスだとROEは計算できません。そのため、2012年からROEは計算不可となっています。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
増加している訳ではありませんが、かなりの額がありますね。
これが債務超過になっても、資金繰りが回り会社が存続できる大きな理由であります。

 

配当の推移

近年は非常に積極的に増配していますね。BPSがマイナスになっていましたが、借金で配当を出している感もあります。

 

まとめ

世界最大級の女性下着ブランドを展開するエルブランズ(LB)の分析でした。

データからはなかなか厳しい現状が見えてきましたね。
現代の若い女性には「ビクトリアズシークレット」のマッチョな感じは、あまりウケていないとのアナリストからの報告も多数みられます。

し、か、し、本当にそうでしょうか?
確かに女性目線からすると、見た目重視の下着ブランドは正直こりごりなのかもしれません。
一方で、男性はどう思っているでしょうか?所謂「しまむら」で買ったような機能性重視の補正下着を着けた女性を好むでしょうか?
答えは否でしょう。おそらくそんなことはありません。男性はこれからも、なんだかんだ「ビクトリアズシークレット」のキラキラしたブラジャーを纏った女の子が大好きだと思います。そうなると普段は機能性重視の下着が着ける女の子も、やはりきっと何枚かは「ビクトリアズシークレット」を買わざるを得ないでしょう。

これから途上国の人々は、どんどん必需品にお金をかけるようになるはずです。それは下着も同様でしょう。国民が豊かになる途中では、アメリカも日本も通ったように、衣服にお金をかけるフェーズが必ずあります。

このエルブランズという会社、ブランドはアメリカでの勢いはなくしたのでしょう。それは「豊かになりすぎたアメリカだけ」という可能性は考えられませんか?
世界はアメリカだけではありません。女性はアメリカ以外だけでも35億人以上存在しており、その全てが顧客になる可能性があると思います。
私はその可能性に少し賭けてみたいと考え、少しばかり保有することにしました。

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