ユニオン・パシフィック(UNP)株の過去データ分析~今後の見通しー80ー

80回目はユニオン・パシフィック(UNP)です。

スポンサーリンク

どんな会社??

ユニオン・パシフィックは米国の大手鉄道貨物輸送会社です。
ユニオン・パシフィック鉄道が太平洋沿岸とメキシコ湾岸の各港と中西部・東部を結ぶ鉄道網および、米国とメキシコの主要玄関口を結ぶ路線を運営しています。同社鉄道網は米国西部の23州をカバーし、大西洋・太平洋沿岸、南東部、南西部、また、カナダとメキシコ間の貨物輸送も行っています。

現在の株価データ

2018/07/19時点で、140.41$。perは10.54。

配当利回りは2.06%。

また、S&P格付けはA-であり、Stable(安定的)です。
格付けはA-のStableということで、悪くありません。

perは10%台とぜんぜん高くありません。むしろ安いくらい。
その理由を考えていきたいですね。

配当利回りは2%程度とそこそこ。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート


※画像はyahoo finaceより

なんとすばらしいチャートでしょうか。
リーマンショックの際に少し株価は低迷し、2016年くらいにも一度落ち込んでいます。

それ以外の期間はほぼ全てにおいて、上昇を続けています。
現在も史上最高値付近で推移しています。

 

総売上高


売り上げはそれほど大きく伸びている訳ではありません。
それでもリーマンショック後の不況からは大きく立ち直ることができています。

 

1株あたりの利益(EPS)

利益は徐々に伸ばしてきてはいましたが、17年度は非常に大きく伸ばしています。

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

ROEは20%を超えるラインで推移していましたが、17年度は急激な利益の伸びにより、ROEも急上昇しています。
ユニオン・パシフィックは毎年自社株買いを繰り返しており、ROEの上昇に寄与しています。

1株あたり純資産(BPS)

非常に順調な資産の積みあがりとなっています。

自社株買いにより株主還元を積極的に行っているにも関わらず、資産を減らしていないのは非常に評価できますね。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
鉄道業は、一度線路を敷設してしまえば、後はそれを回収していくビジネスとなります。
つまり一度投資してしまえば、あとは設備を有効活用しお金を産み出し続けて生きます。したがってキャッシュを産み出しやすい業種であるといえるでしょう。

ユニオン・パシフィックも例外なく、年々大きなフリーキャッシュを産み出せるようになってきています。

 

配当の推移

非常に順調に増配しています。
リーマンショックの際も増配を守っています。

現在の配当利回りは2%そこそこと、少し微妙なラインです。

まとめ

米国最大級の鉄道貨物運営企業、ユニオン・パシフィック(UNP)の分析でした。

アメリカの貨物輸送は、このユニオン・パシフィックとBNSF鉄道のほぼ2強状態です。しかしながら、BNSFはかのバフェット率いるバークシャー・ハザウェイの傘下に入ってしまっているため、事実上アメリカの鉄道貨物に投資するのであれば、ユニオンパシフィック一択になります。

指標面ではかなり良い感じで推移しており、ディフェンシブな銘柄であると思われます。
というのも知っての通り、鉄道業の新規参入の難しさは飛びぬけており、基本的には2社の寡占状態となっています。日本でも新規参入はほとんど見かけませんよね。

perも割安であり、非常に安定している企業です。
ディフェンシブな企業をポートフォリオに組み込む予定の方は、検討されても良いかと思います。

Pocket

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA