ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)株の過去データ分析~今後の見通しー45ー

 

第45回はユナイテッドヘルス(UNH)です。

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どんな会社??

ユナイテッドヘルス・グループは米国の医療保険会社です。
企業、公共機関、個人に各種医療保険プランを提供するのが主なビジネスです。また、医療関連のサービス、例えば情報管理やソフトウエア開発、コンサルティング、アウトソーシングなども手掛けています。

「オバマケア」で話題になりましたが、基本的にアメリカには国民皆保険制度がありません。そのため一部の貧困層を除けば、民間の医療保険に入ることが一般的になっています。
また医療費も高額であり、病院としても踏み倒しを避けたいので、診療を受ける際には保険にきちんと加入しているかどうかをチェックされることもあるようです。そう考えるとアメリカの社会もなかなか恐ろしいですね。

 

現在の株価データ

2018/02/05時点で、231.88$。perは21.6です。

配当利回りは1.29%。

また、S&P格付けはA+であり、Stable(安定的)です。
格付けは2014年に、見通しは2018年1月にNegativeからStableに上方修正されています。これは良いことですね。ほんの最近ですし。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

なかなか歴史の長い企業です。
リーマンショックの手前にかけて、株価が上昇していたところ急落し、その後は勢い良く上昇していってます。
近年は文句なしの最高値を更新し続けています。

 

総売上高

非常に順調に伸びています。
美しいですね。
前述したように一般市民は民間の医療保険に入ることが普通ですので、保険ビジネスの市場規模は米国の人口増とともに大きくなっていきます。このユナイテッドヘルスもその恩恵にあずかれているようです。

 

1株あたりの利益(EPS)

リーマンショックの際は利益が減っていますが、その他は順調に伸びてきています。
直近でも最高益を更新してきているようです。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

こちらもなかなかの水準を維持できています。
安定しているのがいいですね。やはり高ROEを長期にわたって安定的に維持できている企業は少ないですから。

 

1株あたり純資産(BPS)

資産の積み上がりは非常に順調です。
問題なし。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
好不調はあるようですが、長期的には右肩あがりです。

 

配当の推移

リーマンショック以前は配当は非常に少なかったです。
近年、急激に配当を増やしてきており、直近の配当利回りは1.3%程度です。
保険ビジネスということである程度安定していると思いますので、今後の増配に期待ですね。フリーキャッシュフローの積みあがりもあることですし。

 

まとめ

世界最大級の医療保険会社、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)の分析でした。

アメリカの保険会社なので、日本ではほとんど馴染みがありません。
しかしながら、アメリカ国内だけかと言えばそうではなく、ブラジルなどでも事業展開を行っています。
また、競合のアフラックは日本でも良く耳にする保険会社ですね。規模はこちらのユナイテッドヘルスが圧倒的に大きいです。

 

この企業はアメリカの医療保険文化と共に大きくなってきたと言えるでしょう。
そしてアメリカの人口はおそらく、今後も増加していく見込みが示されています。
つまり、その人口増およびGDPの伸びと比例して株主価値も大きくなっていく。そんな銘柄と言えそうです。
perも21倍程度と、S&Pのそれと大きく違いません。アメリカの成長とともに、ゆっくりと成長していくような、安定的な銘柄と言えるかも知れませんね。じっくりじっくり長期保有するにはぴったりな銘柄かもしれません。

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