第30回はツイッター(TWTR)です。
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どんな会社??
ツイッターはいわずと知れた米国のソーシャルメディア企業です。「米国の」企業ではありますが、日本での知名度も抜群ですね。
「ツイート」を発信しリアルタイムで意見交換できるプラットフォームを提供しており、短文での発信が特徴です。まさに「つぶやき」主体のSNSといえます、
現在の株価データ
2017/12/31時点で、24.01$。perは不明です。
配当はありません。無配です。
また、S&P格付けはBB-。見通しはStable(安定的)です。
格付け、見通しともには2014年に得たものです。
株式指標の推移
株価の長期チャート
※画像はgoogle finaceより
上場当初は高い水準で株価は推移していました。
しかしながらその後は冴えない動きになってしまっています。
これはやはり本国やその他地域でのTwitterサービスの苦戦が原因だと思われます。世界的にSNSの主流はFacebookになっていると言え、Twitterは常に押され気味だと思います。
世界全体でのユーザー数はTwitterが3億人程度に対し、Facebookは20億人を突破する勢いとなっており、シェアの奪い合いとしてはほぼ勝負は決してしまったのかもしれませんね。
ただ一方で日本市場では、Twitterは非常に健闘しており、ユーザー数もFacebookの約2倍となっています。
日本では注目度の高い米国株銘柄と言えますね。
総売上高
Facebookに押されはしてますが、売上自体は成長し続けています。
別にシェア1位でなくとも、株主価値を高め続けている会社はいくらでもありますから、ツイッターはツイッターらしく成長していって欲しいですね。
1株あたりの利益(EPS)
まぁ赤字になってしまうのは仕方ないですね。
13年度をピークに徐々に赤字幅を縮小していっています。そこは評価したいですね。
サービス継続のためにも是非黒字化を達成して欲しいです。
自己資本利益率(ROE)
これは仕方ありませんね。赤字なので。
1株あたり純資産(BPS)
こちらはそこそこ良い推移と言えますね。
順調に成長させていって欲しいです。
フリーキャッシュフロー
企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
ずっとマイナスが続いていましたが、15年度を境にプラスに転じています。16年度はようやく安定したキャッシュフローが得られたようです。
これは良いですね。是非安定したキャッシュを稼げるようになって欲しいです。
配当の推移
無配です。
まぁ当然ですね。
まとめ
世界最大級のSNS企業、Twitter(TWTR)の分析でした。
日本では知らない人がいない、超有名なSNSです。
多分ツイッターを使っている人のほとんどは、会社が赤字であることは知りませんよね。笑
現実には赤字で、Facebookとの競争に苦戦し続けています。
ですがデータから年々赤字幅は縮小いるようですし、2017年第3四半期決算では非常に小幅ですが黒字化を達成しているようです。
おそらくシェア争いではFacebookには勝てませんが、ニッチな分野で活躍している企業は本当にたくさん存在しています。そういった企業に成長していくことを願うのみですね。
ツイッターが何か斬新な新しいアイデアを持ち込んでくれば、利益は拡大していくかもしれません。それに期待するなら投資はありかもしれませんね。
安値になっていて後から見れば、買い場なのかもしれませんが、もう少し様子見したいと思います。
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