サイモン・プロパティ(SPG)株の過去データ分析~今後の見通しー57ー

第57回はサイモン・プロパティ(SPG)です。

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どんな会社??

サイモン・プロパティー・グループは自己管理・運用型の不動産投資信託会社です。
難しい漢字が並びましたが、簡単に言いますと、最近になって流行し始めたREITの運営を行っている会社です。REITとは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。サイモン・ポロパティ(SPG)はその最大手企業です。
主に、地域ショッピングモールを中心に不動産の所有、開発、運営を手掛けています。米国41州とプエルトリコにショッピングモール「プレミアム・アウトレット」を所有しています。またそれ以外の地域、日本、韓国、メキシコとマレーシアなどでも「プレミアム・アウトレット」を所有しています。

 

現在の株価データ

2018/03/07時点で、157.63$。perは25.3です。

配当利回りは4.95%。

また、S&P格付けはAであり、Stable(安定的)です。
知名度はそれほど高くありませんが、格付けは高い水準だと言えそうです。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

REITと言いますと、日本では近年話題になっている感じですが、アメリカでの歴史は結構長いです。と思いきや、日本でも2001年くらいから存在していたようですね。

いつものように赤線がS&P500で、青線がサイモンプロパティ(SPG)です。
長期的にベンチマークのS&Pを上回ることができています。
それでいて配当利回りは5%程度と、非常に素晴らしいパフォーマンスだと思います。

 

総売上高

非常に順調に拡大できているようです。
特に文句のつけどころはありません。

 

1株あたりの利益(EPS)

リーマンショック時には一時落ち込みましたが、その後はそれなりに安定して成長してきています。
不動産関連にも関わらず、リーマンショックの際に黒字を確保しているのは素晴らしいと思います。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

近年かなりの速さで上昇してきています。
ちょっと高くなりすぎている感もあります。

 

1株あたり純資産(BPS)

資産の積み上がりは微妙なところです。
原因はちょっと分かりませんでした。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
これは非常に順調に積みあがっています。

 

配当の推移

近年は積極的に増配中です。
現在の配当利回りは5%程度と、非常に高い水準です。
ですが、配当性向は近年ほぼ100%を超過しており、資産を切り崩しての配当になってしまっています。BPSがあまり良くないのはこういった理由があるのですね。

 

まとめ

世界最大のREIT企業、サイモン・プロパティ(SPG)の分析でした。

完全にスパゲッティーです。
SPGって非常に覚えやすい。

 

REITに投資する人は多くても、案外運営側に投資する人は少ないのではないでしょうか。
結構歴史ある企業であり、なかなかのパフォーマンスを残しています。
指標面でも特に問題のある点はないですが、気になるのは配当性向でしょうか。
高い配当利回りを実現するために、ちょっと無理な配当政策を取ってしまっているように感じます。

もう少し株価が落ち着けば、無理せずとも配当利回りが自動的に高くなりますので、良い銘柄になるのではないでしょうか。
市場全体が下がったときにチェックしていきたいと思います。

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