サザン(SO)株の過去データ分析~今後の見通しー56ー

第56回はサザン(SO)です。

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どんな会社??

サザンはインフラビジネス、主に電力事業などを展開する持株会社です。
アラバマ、ジョージア、フロリダ、ミシシッピ州などのアメリカ南東部で電力事業を展開しており、発電所の建設や、管理、電力卸売事業などを行っています。
また、発電所の種類としては、原子力、水力、化石燃料など多岐にわたっています。また近年では、太陽光や風力などの再生可能エネルギーにも参入しています。メガソーラーの建設なども行なっているようです。

 

現在の株価データ

2018/03/07時点で、44.10$。perは79.4です。

配当利回りは5.26%。

また、S&P格付けはAーであり、Negative(悲観的)です。
perがなかなか高いのと、格付けが下がりそうなのが気になりますね。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

S&P500が赤線、サザン(SO)が青線です。
長期的にみて、株価のパフォーマンスはS&Pの方が上ですね。
ただ、このサザン(SO)は長年にわたって高配当を出し続けており、その分は加味されていません。

詳しい計算はしていませんが、配当込みで考えれば悪くない水準なのかも知れませんね。
でも、ベンチマークに負けてしまっているのは少し残念。

 

総売上高

アメリカの電力業界などもう何十年も前から成熟産業で頭打ちしているのかと思いきや、案外少しずつではありますが、伸ばしてきています。

 

1株あたりの利益(EPS)

利益はそれなりに安定していましたが、17年度は大きく落ち込んでしまいました。
これは東芝と同じように、原子力発電所関連のごたごたに巻き込まれたことに影響を受けているためだと思われます。
基礎的な収益性に影響を与えるものではないでしょう。東芝は経営危機になりかけましたけどね。もともと持っているパワーが違うということでしょう。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

うーん。ぎりぎり不合格といったところでしょうか。
高くも低くもなく、良い感じなのですが、もう少し高い方が投資する側としてはありがたいですね。

 

1株あたり純資産(BPS)

資産の積み上がりは非常に順調です。
これは素晴らしいですね。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
近年は大きくマイナスに転じているようです。発電所建設には多額の設備投資が必要ですから、これは仕方ないところでしょうか。
キャッシュフローはクイーンと言われますので、マイナスはあまりいただけませんね。

 

配当の推移

これは非常に素晴らしい増配っぷりです。
15年以上連続で増配しています。
また、減配にいたっては60年以上もしていないという、もう桁違いの安定感を見せています。
そりゃあどんな不況になっても、戦争になっても電力を使わなくなる事態など考えられませんからね。安定感は間違いないと思います。

 

まとめ

アメリカ最大級の電力事業社、サザン(SO)の分析でした。

英語の社名では「Southern Co.」だと思うんですが、それを「サザン」とカタカナにしてしまうのはいささか抵抗感がありますね。笑
読む気なさすぎだろって感じで。笑

長年とにかく配当に注力してきたようです。
間違いなく電力は今後も使われますし、安定感は随一でしょう。

ただ、原発案件での一時的な利益の減少があったとは言え、perが70倍以上です。
また、配当は考慮されていませんが、S&P500のパフォーマンスにも劣っているように見受けられました。
指標面でもそれほど強さは感じられず、格付けも低下傾向です。

安定しているのは確かに魅力的ですが、私としてはこの銘柄を買うのであれば、S&P500のETFを買おうかなと思ってしまいました。

 

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