フィリップモリス・インターナショナル(PM)株の過去データ分析~今後の見通しー14ー

 

記念すべき第14回はフィリップモリス・インターナショナル(PM)です。

 

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どんな会社??

フィリップモリスは世界的にたばこを製造、販売をしているアメリカ企業です。「マールボロ」のブランドが非常に有名ですね!喫煙しない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
また私は喫煙しないので分かりませんが、「ラーク」、パイプたばこ「ボンド・ストリート」などの国際的ブランドも展開しているそうです。

こちらのフィリップモリスインターナショナルはアルトリアグループの中で、アメリカ国外のタバコを販売する会社です。アメリカ国内のタバコは現在もアルトリア本社の1部門で製造されています。
フィリップモリスインターナショナルとアルトリアグループはまた比較が必要ですね。

 

現在の株価データ

2017/11/20時点で、103.54$。perは23.1倍です。

配当利回りは4.13%。

また、S&P格付けはAであり、Negative(悲観的)です。格付けAは2008年から変更されていませんが、見通しは2016年に現在のNegativeに変更されました。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

2008年にアルトリアグループ本体から分離したため、そこからのチャートとなります。リーマンショックを経てそこからは、好景気にも支えられ堅調な推移を示しています。

 

総売上高

2012年をピークに近年は減少傾向です。
世界的に若者のタバコ離れは進んでおり、その影響を受けているようです。

 

1株あたりの利益(EPS)

利益の推移もほぼ売上高と同様です。
タバコは基本的に高い税金を課せられる商品であり、経費の変動も大きくないため、短期的には売上の低下とともに、利益も減少する傾向があります。
しかしながらタバコには依存性があります。そのため需要の減少を値上げによりカバーすることができる不思議な商品とも言えます。長期的には売り上げの減少を、値上げによりカバーしていくため、今後もEPSの伸びしろはありそうです。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。
えらいことになっていますね。笑
もちろんこれには理由があります。

 

1株あたり純資産(BPS)

これがROEがえらいことになっていた原因です。笑
余裕の債務超過です。こんな状態でもS&Pの格付けはAのままです。ほんまかいなと思ってしまいます。笑
近年は低金利を逆手に取って大量に借り入れを増やしています。
強力なブランドのなせる技ですね!日本企業にはなかなかできない芸当でしょう。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
これが莫大なんですよね。基本的にタバコは商品改良とかがほとんど必要ありません。多分「マールボロ」の中身って何十年もほとんど変わっていません。つまり投資をせずとも、ブランドが莫大なキャッシュを生んでくれるんですよね。
だから債務超過になっても借り入れができる訳です。
ブランドで借金をしている状態とも言えますね。

 

配当の推移

増配!増配!
債務超過でも増配です。これがフィリップモリスの強さです。
株主還元にすべてを賭ける姿勢をもつ、株主想いの企業と言えます。そこに投資する価値がありそうですね。

 

まとめ

世界最大級のタバコメーカーのPhilip Morris International(PG)の分析でした。
ポイントとしては「債務超過にしてでも、株主還元を強めている」という点ですね。繰り返しになりますが、これはフィリップモリスブランドのなせる業です。
おそらくですが今後特に先進国では、タバコ需要の強烈な伸びというのはなかなか期待できないでしょう。

「ブランド価値」と「株主還元の姿勢」に投資するかどうかですね。
また、「タバコ」という依存性のある特殊な商品をどう評価するか。

ちなみにNISAでは現地の源泉徴収がないとの噂です。NISA枠として魅力的ではありますね!(責任は負えませんので悪しからず)

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