マクドナルド(MCD)株の過去データ分析~今後の見通しー42ー

 

第42回はマクドナルド(MCD)です。

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どんな会社??

マクドナルドは大手ファストフード・チェーン企業ですね。発祥は米国。
主力はハンバーガーですが、フライドポテト、サラダ、コーヒー、ジュースや清涼飲料などなど、1食成り立つサービスを提供しています。
店舗数では当然世界1位かと思いきや、一位はなんと「サブウェイ」なんですよねー。これは驚きです。そして2位がこちらマクドナルド。

確かにサブウェイはインドなどの途上国の雑多な街中にもイメージですね。
マクドナルドはだいたい駅前など、その土地の1等地に店舗があることが多いような気がします。

 

現在の株価データ

2018/01/26時点で、178.36$。perは28.0です。

配当利回りは2.27%。

また、S&P格付けはBBB+であり、Stable(安定的)です。
格付け、見通し共に2015年に得たものです。
世界の「マクドナルド」意外に格付けはよろしくないんですね。まぁそんなに悪くはないですけど。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

うーん素晴らしいですね。

チャートからも分かるようにリーマンショックなどの影響をほとんど受けていません。所謂「不況に強い銘柄」というやつです。
景気が悪くなると、お財布が寂しくなりますよね?そしたら何を食べるか?やっぱり安い「マクドナルド」に行きついてしまいますよね。笑
そういった感じで不況の影響を受けない銘柄として頼もしい限りです。

 

総売上高

売上は近年頭打ちしているようです。
先進国を中心に人々の健康志向が進んでおり、残念ながら健康とは反対側にいる「マクドナルド」の売上には逆風が吹いています。

 

1株あたりの利益(EPS)

売上はそれほど伸びていませんが、利益はそれなりに伸びてきています。
そしてだいたいの企業は8年度、9年度の利益が落ち込むものですが、マクドナルドはどこ吹く風です。
本当に不況に強いということが改めて分かりますね。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

申し訳ございません。大変見難いグラフですね。
とりあえず16年度を除くと、ほぼ安定的に20%を超えてきています。
非常に良い水準をキープしてきています。
バフェットは投資していないのかな?と思ってしまいます。

 

1株あたり純資産(BPS)

あららら。
16年度はどうしましたか。
これは銀行からの借り入れが増加しているからです。
そしてそのお金はどこに向かっているかと言いますと、なんと株主還元「自社株買い」に使っております。
16年度の異常なROEはこういったカラクリになっていたのですね。

マクドナルドは借り入れを原資に、莫大な自社株買いを行い債務超過になるまで株主還元を行っています。
これもフィリップモリスインターナショナル(PM)と同じく、ブランド力と莫大なキャッシュフローがなせる業ですね。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
これも安定しており、素晴らしいです。
近年積極的に推し進めているフランチャイズにより、安定的にロイヤリティ収入を得ることができるようなビジネスになっています。それがキャッシュフローの源になっている訳です。

 

配当の推移

しっかり増配していますね。
リーマンショックの際もいつも通り増配を続けています。

また増配率もそれほど悪くはなっていません。
配当&自社株買いによる大規模な株主還元を進めています。

 

まとめ

世界最大級のファストフードチェーン、マクドナルド(MCD)の分析でした。

特徴としては

  • 株主還元を積極的に行う
  • 不況にめちゃめちゃ強い

の2点でしょうか。
株主還元についてはもはや、やり過ぎレベルで債務超過になるまで行っています。マクドナルドのロイヤリティ収入が非常に安定的であることや、不況の際も安定した収益を上げることで、借入のハードルを極限まで低くしています。

おそらく一般的なポートフォリオを組んでいれば(S&Pのインデックスなども含めて)、基本的に景気に連動する株がかなりの割合で含まれることになるでしょう。
私も例外ではなく、ボーイングのような景気に比例するビジネスを主力銘柄として据えています。

そこに、このマクドナルドのような不況に強い銘柄を組み入れることで、何か市場にクラッシュが起きた際の被害を小さくすることができるのではないでしょうか?

個人的にはせっかくの不況に強い銘柄なのに、債務超過になっておりちょっと安定感がないのが、残念に思います。が、やはり株価推移をみても魅力的な銘柄には間違いないので、また保有は検討したいですねー。

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