メイシーズ(M)株の過去データ分析~今後の見通し-11ー

 

記念すべき第11回はメイシーズ(M)です。

 

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どんな会社??

メーシーズは米国内の大手百貨店です。東海岸の裕福なエリアを中心に、人口密度の高い都市部やその郊外に店舗を構えています。
また、婦人衣料、アクセサリー、靴、バッグ、化粧品を中心に、紳士・子供用衣料、家具・室内装飾品、台所用品、寝室・浴室用品などを取り扱っています。扱う商品は日本もアメリカもほとんど同じですね!おそらく店舗でのビジネスモデルも日本の百貨店とほとんど同様だと思います。

一方で日本の百貨店とは異なる部分もあります。それが、インターネット販売です。百貨店業界の中でがいち早く、実店舗とネット店舗の融合を試み、実際に導入しています。具体的には在庫や売り上げなどを、ネットと実店舗で一体化しているようです。日本では馴染みはありませんが、主に「macys.com」と「bloomingdales.com」を通じインターネット販売を行っています。

なんと1858年創業です!!超老舗ですね!

 

現在の株価データ

2017/11/16時点で、19.98$。perは9.9倍です。現在の米国株のper水準からすると、非常に割安に見えてしまいますね。もちろんそれには理由があるのですが、、、、。

配当利回りは驚愕の7.76%。超高配当ですね。訳アリであっても、ここまで極端な数値は珍しいですね。

S&P格付けはBBB-です。見通しはNegative(悲観的)です。つまりいよいよBBに格下げされる可能性が高いということです。
格付けは2017年の2月に得たものです。最近格下げ傾向といったところでしょうか。心配です。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

大きい山と谷を繰り返してますね。大きな山は2005年と15年くらいに確認されます。しかし、大きな山の後は大きな谷ということで、現在は谷に向けて真っ逆さまといった感じです。

 

総売上高


売り上げは14年をピークに低下傾向です。また、様々なアナリストの分析によるとこれからも伸びる見込みは小さそうな感じです。かなり先行きは暗い予測がされています。
しかしながら私の想像に過ぎませんが、おそらく2009年の売上が最低であった時も「百貨店は終わりだ」「メイシーズは終わりだ」と散々言われてたのではないでしょうか?そこから一度は見事に這い上がって復活しています。その生き残る力は評価したいなと思います。
2度もの世界大戦を経た激動の150年も生き残っていることはあります。

 

1株あたりの利益(EPS)

2008年に大赤字に陥っています。他の年度は黒字ですが、伸び悩んでいるようです。今後の予測はなかなか難しいところですね。

 

自己資本利益率(ROE)

赤字を出した年度以外は、10~20%程度で推移しています。合格の水準でしょう。

 

1株あたり純資産(BPS)

金融危機から立ち直る過程で、所有資産の売却や借入の増加により、純資産はがた落ちしています。これまで紹介した米国企業の中で、BPSの伸びがない企業は珍しいです。
大きなマイナスポイントとしたいと思います。

 

フリーキャッシュフロー

あまり増加していませんね。小売業ですしキャッシュフローが無いと、ビジネスに余裕が生まれませんのでここの回復を待ちたいところですね。

 

配当の推移

こちらは増配。配当もいいですが、財務基盤の強化にも資金を使ってもいいのではと思います。

 

まとめ

米国最大級の百貨店メイシーズ(M)の分析でした。

近年はおそらくAmazonの影響か、低迷してしまっています。
Amazonは非常に強く、これからも小売り業界を呑み込みながら成長していくのは間違いないでしょう。

しかし、メイシーズの主戦場は衣服販売です。衣服はどんなものよりも、現物志向の商材ではないでしょうか?
私の周りにも、衣服はだけは現物を見て試着をして購入する人が一定数います。そういった人たちは、いつまでもAmazonには逃げてはいかないでしょう。そういった人たちをいかに引き留められるかがメイシーズにとっての勝負所になってくるでしょう。

今後、メイシーズは店舗整理を発表しており、人員整理も進めていくものと考えられます。
その成果によってはワンチャンスあるのではないかと考えています。
また、「百貨店」というブランド価値はまだあるのではないでしょうか。日本でも百貨店の紙袋は他人の物を入れるのに重宝しますよね?彼女へのプレゼントもなんとなく百貨店に見に行く人も多いのではないのでしょうか?
そういった需要を他の業種が奪うことはそう簡単ではないと思います。

少し投機的な要素は強くなってしまいますが、ワンチャンス求めて少し保有することにしています。
なにせリーマンショックからも一度蘇っていますからね。もう一度同じことがおきても不思議ではないでしょう。

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