J.Cペニー(JCP)株の過去データ分析~今後の見通しー32ー

 

第32回はJ.Cペニー(JCP)です。

 

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どんな会社??

J.C.ペニーは米国の大手小売業者です。
基本的には百貨店チェーンであり、ハワイ州を除く全米とプエルトリコで店舗を展開しています。また百貨店チェーンの取り組みとして一般的な、インターネットを通じた衣料、宝石、靴、アクセサリー、化粧品などの販売を行っています。

アメリカには代表的な百貨店として、メイシーズ(M)も存在します。どちらかというと、メイシーズが高級路線、J.Cペニーが大衆向けとしておおまかにすみ分けがなされています。

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現在の株価データ

2018/01/25時点で、3.86$。perは不明です。

配当利回りはありません。無配です。

また、S&P格付けはB+であり、Negative(悲観的)です。
格付け、見通し共に2017年に更新されています。ちょっと厳しい格付けですね。
ジャンク格付けが近づいてきているようです。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

歴史的にかなりアップダウンを繰り返してきています。
大昔に2回ほど株価はピークをむかえています。が、21世紀に入ってからはかなり苦戦しており、近年は非常に低迷しています。

 

総売上高

株価を見れば分かるとおり、勢いがありません。
売上高も年々とまでは言いませんが、減少傾向になっています。

ただ、見方によれば13年度くらいに底打ちしたという風にも捉えられる気もします。
これ以上下げずに踏ん張れれば、コスト削減が追いついてくる可能性もあるかもしれません。

 

1株あたりの利益(EPS)

12年度から赤字を出し続けています。
2017年の決算では、非常に小さな黒字を出しているようですが、だいたい赤字と思っていただいて間違いありません。

当然JCペニーとしても、店舗閉鎖などのコスト削減策をどんどん打ち出しているのですが、なかなか売上高の減少に追いついていかない現状があります。
Amazonに原因の全てを押し付けるつもりはありませんが、ここでも百貨店離れが進み、Amazonに顧客を奪われているようです。Amazonは百貨店陣営の想像よりも早く、成長していっているようですね。

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自己資本利益率(ROE)

基本的に赤字が続いているので参考にはなりません。
まずは赤字解消、構造改革が急務でしょう。

 

1株あたり純資産(BPS)

こちらも急激に減少しています。
S&Pの格付けもB+のNegativeと、かなり悲観的になってきています。これ以上の格下げはジャンク入りまっしぐらなので踏ん張って欲しいところです。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
まぁ当然これも厳しいですね。

 

配当の推移

好調だった頃は配当を出していました。
赤字になって以降は、さすがに出す余裕はないでしょう。

今後もしばらくは配当を出すことはできないのではないでしょうか。

 

まとめ

全米大手の百貨店チェーン、J.C.ペニー(JCP)の分析でした。

なかなか苦しい指標が並んでいましたね。
悪い点は探し出すとキリがないレベルなので、ポジティブな要素を見つけていきたいと思います。

繰り返しにはなりますが、良い点は近年売上高の減少が止まっているように見受けられるところです。
現状は売上の減少にコストカットが追いついていないので赤字が続いていますが、売上減がとまれば必ずコストカットの成果が出始めます。
もちろんたらればにはなりますが、百貨店の顧客流出がひと段落すると仮定するならば、利益はそれなりに回復するのではないでしょうか。実物を見て購入する良さに再び顧客が気づく可能性も無くはないです。

百貨店自体はおそらく斜陽産業です。この流れはなかなか変わらないでしょう。
株価自体は安くなっていますが、この業界、この銘柄に投資する場合は慎重に慎重に行う必要があるでしょうね。

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