アイ・ビー・エム(IBM)株の過去データ分析~今後の見通しー63ー

63回目はアイ・ビー・エム(IBM)です。

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どんな会社??

米国のIT大手企業です。
もちろん大手企業なのですが、どちらかと言うとITの老舗企業ですね。
主にコンピュータ関連製品とITコンサルティング事業を展開しています。コンピューターが出た当初は、コンピューターと言えばIBMというくらい有名な企業でした。

現在では「ワトソン」などの人工知能、AIの開発に取り組み、新たな収益源としようと試みています。

 

現在の株価データ

2018/04/19時点で、148.15$。perは12.5です。

配当利回りは4.05%。

また、S&P格付けはA+であり、Stable(安定的)です。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

青線がIBMで、水色線がS&P500です。
長期的にベンチマークを上回ることはできていません。
このチャートからはS&P500を買う方が良いという結論になってしまいますね。

 

総売上高

リーマンショック前をピークに売上高は減少傾向にあります。
もともと主力部門であったコンピューター関連のビジネスの競争が激化し、IBMは選択と集中を進めています。次の主力としては、「ワトソン」を代表とするAI部門や、クラウドサービスなどを強化していく方針のようです。
現在でも赤字にはなっていませんが、きちんと収益をあげられる部門になるかどうかは今後見守っていく必要があると思います。

 

1株あたりの利益(EPS)

13年度をピークとしてここ数年は減少しています。
やはり選択と集中を進めていますので、一時的な利益の減少は致し方ない部分はあります。
ここ数年で盛り返してくるかどうかが勝負どころと言えそうです。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

ここ10年程度は非常に高いROEをキープし続けています。
これは自社株買いによる影響が大きいと考えられます。

 

1株あたり純資産(BPS)

資産の積み上がりは自社株買いを積極的に進めているにも関わらず堅調です。
株主還元にも積極的な上、資産の積み上がりも順調であるという点は非常に評価できると思います。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
ここ数年の伸びはありませんが、莫大なキャッシュフローを毎年稼ぎ出し続けているということはよく分かりますね。

 

配当の推移

近年は非常に積極的な増配を行っています。
現在の配当利回りは4%程度と、かなり高い水準です。
自社株買いも積極的に行っているので、株主還元は非常に積極的な企業であると言えそうです。

 

まとめ

世界最大級のIT企業、IBMの分析でした。

 

googleやAmazonなどの新興IT企業の陰に隠れがちですが、現在でも世界有数の時価総額を誇る大企業です。

現在はこれまでの収益基盤であった、コンピューター関連のビジネスからの脱却を進め、新たな分野に進出してきています。
今はまだ、大きな利益を生み出すことはできていませんが、将来的には「ワトソン」がどうなっていくのかは興味があります。

しかしながら人工知能が話題になりだした当初は「ワトソン」が一躍有名になりましたが、現在では競合他社の追い上げも厳しく、人工知能も差別化が求められる時代になってしまいました。
IBMの「ワトソン」は医療分野などへの応用に活路を見出しているようですが、如何せん流行り廃りの激しい世界でありますので、どうなるかは誰にも分らないでしょう。

私も現在は保有していますが、買い増す予定はありません。
もう少し人工知能の発展、勢力図を見極めてからでも良いかなと考えています。

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