ゼネラル・エレクトリック(GE)株の過去データ分析~今後の見通しー20ー

 

記念すべき第20回はゼネラルエレクトリック(GE)です。

 

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どんな会社??

ゼネラル・エレクトリックはエネルギーやインフラを提供する米国大手複合企業。事業は、電気・水関連、石油・ガス、エネルギー管理、航空、ヘルスケア、交通、家電・照明、などなどなどなど非常に多岐にわたっています。
所謂「コングロマリット」と呼ばれる多種類の事業を営む複合企業ですね。「コングロマリット」ではバフェット爺率いる「バークシャーハサウェイ」などが有名です。

他にも、航空機用ジェットエンジンや船舶、産業機械用エンジン、医療用画像診断や家電、また融資・住宅ローンなどの金融サービスなどまで、非常に手広くやっているようです。

 

現在の株価データ

2017/12/04時点で、17.88$。perは20.8倍です。

配当利回りは2.68%。

また、S&P格付けはAA-であり、Negative(悲観的)です。近年GEの格付けは、引き下げられてきており、今後もAA-が保持できるかどうかは怪しいところです。
エジソン発祥の老舗企業頑張れ!!

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

2000年のITバブルの周辺で、最高値をつけています。

その後は下降線をたどっていると言えますね。
なかなかこのグラフからは、買い要素が読み取れませんね。

 

総売上高

 

近年は、リーマンショック前の水準は超えていません。
選択と集中を推し進めている途中であり、こればかりは仕方ありませんね。
企業の使命は、売上高ではなく、利益を上げることですから。

 

1株あたりの利益(EPS)

売上高が下がっても利益が増えていれば問題ないのですが、利益の成長もありません。
15年度は赤字に転落しているようです。

名門企業ですが、思いのほか厳しい推移を示していますね。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。
こちらも、あまり芳しくないです。リーマンショック後は10%を下回っていることが多いです。
これでは日本企業並みですから、米国企業としてはイマイチ。

 

1株あたり純資産(BPS)

こちらも勢いがありません。
M&Aの資金の借り入れが多くなっているのと、事業の売却を進めている結果ですね。
事業を売却すれば当然、その分の資産は目減りすることになります。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
これもあまり良くありません。特に16年度はマイナスですからね。

 

配当の推移

配当は愚直に出し続けています。
が、フリーキャッシュフローがマイナスに転落している年もあることから、減配リスクは大いにあることでしょう。
そして所謂タコ足配当になってしまっている年もあります。

また、長期連続増配銘柄ではありません。

 

まとめ

世界最大級のコングロマリット、General Electric(GE)の分析でした。

ご存知エジソン発祥の、1892年に設立された超絶老舗の大企業です。
ちなみダウ平均株価は1896年から算出されていますが、初代からの唯一の生き残りです。これは素晴らしいことですね。

ですが、指標面では近年苦境が続いています。利益やキャッシュフロー面では目も当てられず、2017年11月には遂に減配も発表しました。

 

一方で評価すべきポイントとしてはS&Pの財務格付けが非常に健全であることでしょうか。
そもそも私たち一般投資家は、なかなか企業の財務について詳しく分析することは困難です。おそらくそれなりに信頼できる機関が、長期にわたり高い格付けを与えていることは一つ評価したいと思います。

2017年12月現在、株価は非常に低迷しています。もしも底値で拾うことができれば、複合巨大企業の復活の波に乗っていけるかもしれませんね。
買う予定はありませんが、陰ながら応援したいと思います。

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