イーベイ(EBAY)株の過去データ分析~今後の見通しー22ー

 

第22回はイーベイ(EBAY)です。

現在perが5倍台と激熱そうですが、その秘密とは?????

 

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どんな会社??

イーベイは世界最大級のオークションサイトを運営する米国のインターネット通信販売業者です。オークションサイト「eBay.com」を運営しています。
世界28ヶ国に拠点を広げ、正規登録者数2億3,000万人、出品点数10数億点を超える地球規模のオークションサイトです。

スポーツチケット「StubHub」、価格比較サイト「Shopping.com」などを運営しています。また、「ペイパル」などの決済サービスも提供していましたが、現在「paypal」は分離独立してNASDAQ(シンボル:PYPL)に上場しています。

 

現在の株価データ

2017/12/25時点で、37.76$。perは5.57です。
現在の株高水準としては破格のperの低さと言えるでしょう。
もちろん理由はあります。後述しますね。

配当はありません。無配当銘柄です。

また、S&P格付けはBBB+であり、Stable(安定的)です。
格付け及び、見通しは2015年に得たものです。
意外に?格付けは良いですね。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

かなり大きな上下動をしていますね。
そんなこんなで今はその平均値くらいにいますね。
なかなかチャートは難しい動きです。

 

総売上高

12年をピークにがくっと下落しています。
競争力があった「paypal」の分離独立による影響と、フリマアプリの台頭による影響で近年は売り上げをあまり伸ばせていません。

日本でも「メルカリ」をはじめとしたフリマアプリの快進撃は、話題になっていますね。アメリカでももちろん同様の現象が発生していて、オークションサイトがフリマアプリに押されています。
当然オークションサイトのebayも大きな打撃を受けています。

 

1株あたりの利益(EPS)

明らかに16年の利益は異質ですね。笑
これは、海外事業に関連した税制上の恩恵と、株式を売却したことによる利益を含んでいます。
これらの一過性の利益を除いたEPSは0.54です。
perは約70.0と結構な値になっています。

勢いはないですね。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。
こちらも16年度は無視して考えてくださいね。
だいたい10%を少し超えるあたりかと思われます。

 

1株あたり純資産(BPS)

こちらは15年度を境にどかんと下落していますね。
これは前述したように、Paypalの分離独立により株式が2つに別れました。その結果としてBPSの低下となっています。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
ここ2、3年は冴えない流れですね。それでも莫大なフローが依然としてあるようです。

 

配当の推移

無配です。

 

IT系の企業ではよくあることですね。
オークションの低迷を補う、新しい投資が望まれるところです。

 

まとめ

世界最大級のインターネットオークション運営企業、Ebay(ebay)の分析でした。

 

日本でも楽天オークションが閉鎖に追い込まれるなど、オークションからフリマアプリへの移行が世界的に進んでいます。
その結果として、オークションの番長ebayも大きく業績を落としています。

また、先述したように特殊要因を除いた本当のperは、計算上70倍程度です。適正かどうかは分かりませんが、直ちに飛びつく水準ではありません。

perでスクリーニングしたりすると引っ掛かる低per銘柄ですが、だいたいの場合こういった特殊要因が絡んでいます。
当然ですが、株式投資は十分に注意しなければなりませんね。

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