DALーデルタ航空ー米系大手航空会社ー成田からハワイや米国本土へ。株価や配当利回りは?

今回はデルタ航空(DAL)です。

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デルタ航空ってどんな会社??

デルタ航空は米国大手航空会社です。拠点はアメリカ本土のアトランタです。
そもそもアトランタってどこ?ってなりますが、アトランタは米国本土の南東部の中央よりです。笑
googlemapで調べてみてください。
自社便での運行はもちろんとして、提携便を含め世界中で定期旅客便の運航と貨物輸送サービスを展開しています。

デルタ航空は世界三大アライアンス(ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム)のうち、スカイチームに所属しています。ちなみにデルタ航空はスカイチームの創立メンバーでもあります。また日本の航空会社はスカイチームには属しておりません。
スカイチーム・アライアンスおよびコードシェア便を含み、世界の約100カ国、約500都市に運航しています。日本での拠点空港は成田空港となっています。

デルタ航空の現在の株価データ

2018/09/21時点で、59.48$。perは12.13。

配当利回りは2.36%。

また、デルタ航空のS&P格付けはBBB-であり、Stable(安定的)です。
格付けとしてはそれほど悪くありませんね。しかし特別良い訳でもありません。

デルタ航空の株式指標の推移

デルタ航空株価の長期チャート


※画像はyahoo finaceより

長らく航空産業は過大評価されがちと言われてきました。
その結果として基本的に航空会社の株式投資のパフォーマンスは、低くなるのが定説とされてきていました。かの有名なバフェット爺も「航空会社は基本的にもうからないビジネスモデルである」と主張していた時期がありました。

しかしながら、時は流れ2018年現在、バフェット率いるバークシャーハザウェイは航空会社の株式を保有しています。このデルタ航空もバフェットの保有銘柄となっており、注目を集めています。

2013年からの株価の上昇は基本的には原油安が背景にありますが、バフェットの保有銘柄となったことにも由来していると考えられます。

また、株価が上昇しているにも関わらず、perが12倍台とは悪くない印象ですね。

 

デルタ航空の総売上高推移

デルタ航空は1929年に創業した米国で最も歴史のある航空会社です。
それにも関わらず、デルタ航空の売上高は現在でも成長しているようです。
アメリカの航空需要の成長余地はさすがにそれほどないと思っていましたが、アメリカ国外の需要も含めて結構な伸びしろがあるようですね。

デルタ航空の1株あたりの利益(EPS)

13年は大きく利益を出していますが、それ以外の年度はかなり薄利となっています。
特にリーマンショック時の08年はかなり大きな赤字が出ています。
ただ、ここ3年程度は比較的大きな利益を続けることができています。
デルタ航空の企業努力もさることながら、やはり原油安の恩恵が大きいと考えられます。
構造的に利益の出る体質になったかどうかは慎重に見極めていきたいと思います。

デルタ航空の自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が15%程度といわれます。

デルタ航空のROEは利益が安定していないことから、こちらも信用のおけない値になっています。しかしながらここ3年のROEは、37%、27%、25%と良好な水準を続けています。

バフェットはかなりROEを重視した投資をする傾向にあります。
デルタ航空への投資も、このROEの推移が決め手になった可能性までありますね。
私としては、あと1、2年このROEを継続できるかどうかを見てから投資に値するかを決めたいと考えています。

デルタ航空の1株あたり純資産(BPS)

デルタ航空の純資産はここ3、4年非常に安定してきています。
基本的に航空会社は、非常に高額な資産である航空機本体を保有しているため、資産の絶対額は大きくなる傾向にあるはずです。
にも関わらず、13年度まで純資産が0近辺を彷徨っていたのは、やはり借り入れが大きくなっていたからであると考えられます。

しかしながら14年度からは純資産額が安定してプラスになっています。
ここ数年でかなりその傾向は改善してきたように見受けられますね。

 

デルタ航空のフリーキャッシュフローの推移

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。

リーマンショックの際は非常に大きなマイナスになっていたようです。
しかしながらそれ以降は、一応プラス領域を確保することができています。
基本的にデルタ航空のような航空会社の大きな出費は、航空機本体の購入代金の支払いになりますので、一度航空機の数が揃ってしまえばある程度キャッシュフローは安定してくるものだと考えられます。

今後、航空機の信頼性はどんどん上がっていくはずなので、航空機の購入頻度が下がることが期待されますね。
そうすればデルタ航空をはじめとした航空業界には非常にプラスに働くと思っています。

デルタ航空の配当の推移

13年度から配当を出し始めています。
利益が安定してきた頃からですね。今のところ毎年増配できているようですね。

現在のデルタ航空の配当利回りは2%ちょっとと、そこそこの水準です。
さらに利益が安定し、増配に繋げてもらえると有難いですね。

まとめ

米国老舗の航空会社、デルタ航空(DAL)の分析でした。

この記事を読んでいただいている人の中にも、アメリカ行きのデルタ航空を利用されている方がいるのではないでしょうか。

日本では成田空港に拠点を構えており、日本~米国で結構なシェアを占めています。
しかしながら羽田国際化に伴い、成田に拠点があるデルタ航空は少し身動きが取りづらくなっているようです。
まぁデルタ航空は世界中で運行していますので、日本路線の経営に与える影響など微々たるものだとは思いますがね。

デルタ航空が「買い」かと言われれば正直微妙なところかなと思っています。
今現在、デルタ航空の株に興味を持たれている人の多くは、バフェットの保有銘柄になったことに少なからず影響を受けているのではないかなと思います。
バフェットの色眼鏡を外してみれば、ちょっとまだまだ安心して保有できるような指標ではなかったように感じました。
ROEやEPSなども原油が高くなった際にどうなるか分かりませんしね。

おそらくですがデルタ航空をはじめとして、航空業界の株は原油高になった際に多少なりとも売られると思います。
そのときにきちんとEPSやROEが確保されているかどうかをしっかりと確認し、押し目での投資を検討しようかなと考えています。

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