シェブロン(CVX)株の過去データ分析~今後の見通しー39ー

 

第39回はシェブロン(CVX)です。

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どんな会社??

シェブロンは米国の大手エネルギー会社ですが、世界180カ国以上で展開する多国籍企業でもあります。
主要な事業はやはり石油関連であり、原油・天然ガスの生産のほか、石油精製品の販売に加え、原油や天然ガスのパイプライン輸送も手掛けています。また、巨大な資本をもつ企業であるスーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社です。
また、1970年くらいまで世界の石油をほぼ独占していたセブンシスターズの1社でもあります。
事業は主に、探査・生産(上流工程)と精製・販売・輸送(下流工程)に分かれています。

また近年は世界的な脱石油の流れを受けて、太陽光発電やバイオ燃料などの新エネルギー関連の事業にも積極的に投資しているようです。

 

現在の株価データ

2018/01/26時点で、131.19$。perは38.2です。

配当利回りは3.29%。

また、S&P格付けはAAーであり、Negative(悲観的)です。
格付け、見通し共に2016年に更新されています。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

石油価格や好不況の波を受けながらの推移となっています。
ただ長期的に見れば、高値を更新し続けるような流れになっています。

保有の際は、我慢強さも求められますね。

 

総売上高

近年は売上が減少してしまっています。
石油価格が下がっていることが主な原因と考えられます。

 

1株あたりの利益(EPS)

近年は石油価格下落の煽りを受け、利益も急減しています。
ただ、2017年の後半から現在にかけて石油価格は持ち直してきているため、それほど見通しが暗いわけではないでしょう。
いずれにせよ、この会社の業績は石油価格に大きく左右されることは頭に入れておかなければなりません。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。
好調なときで20%そこそこ。
近年は利益が減っている影響で、ROEも相当に低い水準です。
無理な話ですが、もう少し安定していればなと思います。

 

1株あたり純資産(BPS)

 

こちらはそれほど石油価格には影響されていないようです。
それなりに順調な推移。いいですね。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
あれれれれ?これは良くありませんね。近年はマイナスになっています。

 

配当の推移

しっかり増配していますね。
リーマンショックの際も頑張って増配を守っています。これは評価できますね。

そして連続増配は30年overです。15→16は横ばいに見えますが、僅かに0.01$だけ増配しています。笑
これはもはや意地ですね。笑

ということで近年はかなり増配率が悪くなってきています。
配当性向も100%を超えている年もあり、今後はあまり大きな増配には期待できないかもしれませんね。

 

まとめ

世界最大級の石油関連企業、シェブロン(CVX)の分析でした。

 

ライバルとしては、エクソンモービル(XOM)やロイヤルダッチシェルなど、名だたる企業が存在しています。これらは共通して石油価格の上昇と共に収益が改善し、下落と共に収益は悪化します。

とにもかくにも石油価格に依存するビジネスということを忘れないようにしましょう。
そしてその石油価格は、各国の思惑の中でとても大きな価格幅で変動し、それに伴いシェブロンを含めた石油銘柄の株価も変動幅が大きいです。
この銘柄を長期で保有する場合には、時価が半分になっても動じない精神強度が求められますね。

ただ私の個人的な意見ですが、これからも石油産業はなくならないと思います。
世界的には脱化石燃料の流れですが、使われなくなって安価になれば、どこかが必ず「やっぱ石油でいいや」と言い始めると考えています。笑
そして石油の開発や精製は大変多くのノウハウや技術の蓄積を必要とする産業であるため、やはりこういった伝統ある企業に仕事は回ってくるでしょう。その意味で石油産業の未来は、それなりに楽観的に考えています。

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