バークシャー・ハザウェイ(BRK)株の過去データ分析~今後の見通しー37ー

 

第37回はバークシャー・ハザウェイ(BRK)です。

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どんな会社??

バークシャー・ハサウェイは個人投資家の間では絶大な人気を誇る「ウォーレン・バフェット」が経営するコングロマリットです。
中核事業である保険・再保険事業はガイコ、ジェネラル・リー、バークシャー・ハサウェイ再保険グループなどでで構成されています。その他の事業として、鉄道輸送、電気部品、建材の製造、食料品卸売業などなどなど非常に多くのビジネスを展開しています。

保険事業というお金が集まりやすいビジネスを軸にし、様々な分野、部門の企業への投資や買収を通じて巨大化を遂げてきました。そして「ウォーレン・バフェット」という天才一人の手腕で、ここまで成長させてきたところが、この会社の凄いところです。
中核ビジネスは異なりますが、日本で言うところのソフトバンク的な事業拡大を行う企業でしょう。

 

現在の株価データ

2018/01/26時点で、325915.00$。perは28.7です。

配当は利回りは0%。無配当です。

また、S&P格付けはAAであり、Stable(安定的)です。
格付けは2016年に、見通しは2017年に更新されています。

株価は信じられないような値段ですね。笑
1株が3500万円程度と、弱小個人投資家を寄せ付けない圧倒的なパワーです。苦笑
株価が高騰しても株式分割などをせず高値水準を維持するのは、容易な機関投資家による投機を避けるためだと言われています。

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

うーん素晴らしいですね。
随分と昔から常に上昇し続けています。これは夢がありますね。
ただ、この会社は配当を出していませんので、株価はその他の配当を出す企業よりは上昇しやすいと言えるでしょう。

 

総売上高

バークシャーがバフェットの手によって経営されるようになって、50年以上経過した現在でも売上高は年々増加しています。
リーマンショックの際は微減していますが、ほとんど誤差みたいなものです。

 

1株あたりの利益(EPS)

バフェット曰く「私たちの長期的な財政上の目的は、バークシャー株の内在価値の一株当たり平均年間収益率を最大限に高めること」だそうですので、利益の進捗は非常に大切ですね。
金融危機で一度利益は急落していますが、すぐに建て直し再び増加に向かっています。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

あれれれれ?
バフェットは非常にROEを重視すると有名ですが、経営するバークシャーはそれほど高くありません。バフェットは借金を嫌うようで、基本的には自己資本によりビジネスを回しているので、ROEが低くなるんでしょうか?

 

1株あたり純資産(BPS)

これは素晴らしいですね。
1株あたりとは思えないような、軸メモリになってしまっています。笑

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
これも順調な積み上げが続いています。バークシャーは現状配当を出していませんので、このキャッシュは再び新たな事業に投資されていく見込みです。

 

配当の推移

無配当です。
配当を出すことは、「バークシャー株の内在価値の一株当たり平均年間収益率を最大限に高めること」という方針と噛み合いませんので、無配なのでしょう。

利益が100出たとして、配当として配れば税金が10%引かれて90のお金にしかなりません。それを再投資しても90の株しか買えませんから。しかし、バフェットが利益をそのまま投資すれば100そのまま使えますからね。
自分の再投資を行う能力に絶対的な自信あるからこそできる芸当でしょう。

 

まとめ

世界最大のコングロマリット、バークシャー・ハザウェイ(BRK)の分析でした。
コングロマリットとしては、偉人エジソン発祥のゼネラルエレクトリック(GE)がありますが、中核事業が異なるもののどちらも非常に大きな会社です。

バークシャーのCEOバフェット氏はもう87歳になられますが、まだまだ現役で活躍しておられます。
バークシャーの継承者はもう決まっているそうですが、できればあと10年くらい頑張っていただきたいですね。

また、バークシャーの指標面も非常に良好ですね。
S&P格付けもAAと非常に高い水準ですし、ここまで大きな規模になっても年々売上も利益も成長しているところは非常に素晴らしいです。
一箇所気になるのは、ROEの低さでしょう。もちろんバフェット氏らしい堅実な経営の結果であり、それはそれで良いと思います。

ただ、保有する上で気にしておかなければならない点は、バフェット氏の年齢です。
もちろん長く活躍していただきたいですが、当然バフェット氏も同じ人間なのでいずれ経営から退く日が遠からず来るでしょう。おそらく今の株価は未だバフェット氏の退任リスクを織り込んではいないのではないでしょうか。
また、バフェット氏が経営に参加していなくとも、これまでのようなパフォーマンスが再現できるのか?という疑問もあります。いくら正統後継者とて、バフェット本人ではありません。そこも保有する上での懸念点でもありましょう。

しかしながら、ここまで安定的に巨大化したコングロマリットがそれほど簡単に傾くことは多分ないでしょう。これからも長期的、安定的にキャッシュを稼ぎ出してくれることは間違いなさそうです。
今までのリターンが今後30年続くか?と言われれば分かりませんが、優良銘柄であるのは確実ですね。

まぁ高すぎて買えませんけど。笑
一応、議決権のほとんどない、classB株も取引されています。こちらは1株200$程度なので、個人の方でも手が出ますね。目指せA株!!

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