アメリカンエキスプレス(AXP)株の過去データ分析~今後の見通しー25ー

 

第25回はアメリカンエキスプレス(AXP)です。
バフェット爺のお気に入り銘柄の一つですね。

 

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どんな会社??

アメリカン・エキスプレスは銀行持株会社で、クレジットカード発行などが身近なビジネスとして有名ですね。

しかしながらExpressと名がついているように、元々は運送業が発祥でその後、金融業に参入したという歴史があります。
長らく旅行シーンで使用されてきた「トラベラーズチェック」の覇権を握っていました。ちなみに私たちの世代は、ほとんどトラベラーズチェックを見たことはありません。

そして歴史は少し異なりますが、他のビジネスはVISAやMASTERCARDと同様に、法人向け銀行業務、プライベートバンキング、投資信託などの金融事業などです。また現在でもトラベラーズチェックの発行や、旅行代理業務、旅行傷害保険などの旅行関連事業も手掛けています。

 

現在の株価データ

2017/12/25時点で、98.74$。per19.05はです。

配当利回りは1.42%。

また、S&P格付けはBBB+であり、Stable(安定的)です。
格付け及び、見通しはそれぞれ2009年、2010年に得たものです。
賢人バフェットが保有しているので格付けも安泰なのかと思っていましたが、VISA(V)や、MASTERCARD(MA)よりも低いんですね。知りませんでした。

マスターカード(MA)株の過去データ分析~今後の見通し

ビザ(V)株の過去データ分析~今後の見通し

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はgoogle finaceより

大きな上下動を繰り返しながら、それでも上昇基調を保ち続けていますね。

世界金融危機の際は、アメリカ国内における貸し倒れの増加を受けて、アメリカ本社が公的資金の注入を受け政府管理下に入ったこともあり、株価は暴落しています。

それでもきちんと立て直し、高値を更新し続けていることは高く評価していきたいですね。

 

総売上高

ビザやマスターカードと比べて、売上高の伸びはあまりないと言えます。
底堅い推移ではありますけどね。絶対額も大きいです。

やはり、ビザやマスターカードは発展途上国にも積極的に進出し、その成長の恩恵をフルに受けているのに対し、高級路線を貫くアメックスはなかなか大幅な成長は見込みにくい情勢でしょう。

今後も売上高の大きな成長は見込めないと思われます。

 

1株あたりの利益(EPS)

売上高が伸びていなくとも、利益が増えていれば問題ないのです。
アメックスは比較的それに当てはまっており、利益はそこそこ成長させています。
そこはやはり名門企業。生き残る力は間違いないでしょう。

 

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。
こちらは非常に素晴らしいですね。マスターカードほどではないですが、ビザよりはROEは高い水準です。

バフェット爺はROEの高さを積極的に評価するため、確かにその基準で言うと間違いなく優良に思えますね。

 

1株あたり純資産(BPS)

これも非常に素晴らしいですね。
まさに優良な増え方をしています。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
直近のビザのフリーキャッシュフローの最大がおよそ、8000百万$であることを考えると、非常に高い水準をキープし続けていることが分かります。

バフェット爺がアメックスを評価しているのは、フリーキャッシュフローの観点も大きいと勝手に考えています。

ビザ(V)株の過去データ分析~今後の見通し

 

配当の推移

配当は愚直に出し続けています。特に注目する点はないですが、強いて言えばリーマンショックの際も配当を維持しているところでしょうか。
また、長期連続増配銘柄ではありません。

 

まとめ

世界最大級のクレジットカード系の金融企業、American Express(AXP)の分析でした。

まず良さとしては、ビザやマスターカードに比べて非常に歴史の長い企業なので、酸いも甘いも知っている強さはあると思います。

 

しかしながらper水準を見ればわかるように、市場からは他の米国系カード2銘柄と比較してあまり高くは評価されていません。これはやはり、成長性の差を見てのことでしょう。
発展途上国にも積極的に進出しているビザとマスターカードと比べて、やはり先進国中心のアメックスビジネスの成長性は低いと評価されているようです。

ですが、逆に先進国でビジネスを展開しているという安定感があるとも言えます。高い成長性を見込めない代わりに、大きく傾くリスクも小さいと言えるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、per水準はVISAの40倍に対し、AMEXは20倍程度です。そしてそれぞれの指標も非常に堅調で、特に問題がある訳ではありません。クレジットカードのインフラ自体を評価し投資していくのであれば、比較的割安に買えるこの銘柄にはまだまだ投資妙味があるのではないかと考えています。

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