AMDーアドバンスト・マイクロ・デバイスー独自路線を歩む半導体銘柄の株価は?配当利回りは?

今回はアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)です。

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どんな会社??

アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は米国の半導体メーカーです。
コンピュータ、グラフィックス、家電市場向けマイクロプロセッサの製造、販売に従事しています。

「マイクロプロセッサ」というのは聞いたことがあるような無いような言葉ですが、要するにコンピューターの演算装置、つまりコンピューターのCPUとほぼ同義となります。

コンピュータ搭載用のx86マイクロプロセッサ、ノート型パソコンなどを提供しています。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の製品は基本的に分かりやすく、「AMD」の商標名で展開しています。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)のティッカーシンボルも分かりやすく「AMD」です。

本社はアメリカ西海岸のカリフォルニア州にあります。

アドバンスド・マイクロ・デバイスの現在の株価データ

2018/09/14時点で、32.72$。
アドバンスド・マイクロ・デバイスは直近でぎりぎり赤字を計上しており、perは計算することができません。

またアドバンスド・マイクロ・デバイスは配当を出していません。したがって配当利回りも計算不能です。

また、S&P格付けはBであり、Stable(安定的)です。
Bというのは、ジャンク格付け一歩手前のランクなので、少し問題のある水準です。

当ブログではそれなりに安定した大企業を良く紹介しているため、S&Pの格付けがBというのは珍しいです。

アドバンスド・マイクロ・デバイスの株式指標の推移

アドバンスド・マイクロ・デバイスの株価長期チャート


※画像はyahoo finaceより

直近1年程度で株価が跳ね上がっていました。
しかしながら2018年9月に入り、大幅な調整となっています。
個人的な感想としては、ジャンク寸前の格付けでありながら買われ過ぎていたなという印象です。

なんらかの投機筋に狙われていたのではないかと勘繰ってしまいますね。
長期的に見てもアドバンスド・マイクロ・デバイスの株価は安定していません。
右肩上がりに成長している訳でもないですし、あまり投資したいと思わせるようなチャートにはなっていません。

 

アドバンスド・マイクロ・デバイスの売上高推移


売り上げは上がったり下がったりを繰り返しているようです。
どちらかというと、2010年あたりをピークに減少しているように見受けられます。

売上高の推移からも買い要素は見当たりませんね。

 

アドバンスド・マイクロ・デバイスの1株あたりの利益(EPS)

利益もほとんど成長していないというか、赤字の年度も結構存在しています。
直近でほとんどプラスマイナス0近辺となっています。

アドバンスド・マイクロ・デバイスの自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

利益がほとんど出ていませんので、利益率も全くあてにはなりません。
したがってROEも参考に値しないでしょう。

アドバンスド・マイクロ・デバイスの1株あたり純資産(BPS)

幸いなことに資産はほとんどマイナスにはなっていません。
つまり債務超過には陥っていないようです。
これは結構重要なことだと思われます。やはり利益の出ていない企業が債務超過だと、資金調達に相当困ることになります。その点、アドバンスド・マイクロ・デバイスは債務超過には陥っていませんので、当面の資金繰りに困ることはないと考えられます。

アドバンスド・マイクロ・デバイスのフリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
ほとんどの年度でフリーキャッシュフローがマイナスになってしまっています。
自由に使えるお金がほとんどない状態で操業していることになります。

フリーキャッシュフローを産み出すのが非常に得意なインテル(INTC)などとは大きく異なっていますね。
インテルは莫大なキャッシュフローを非常に安定して生み出し続けています。

インテル(INTC)の株価、業績配当は?世界最大手の半導体メーカーの利回りとは!?

アドバンスド・マイクロ・デバイスの配当状況

アドバンスド・マイクロ・デバイスは配当を出していません。
というよりは、配当を出せる状態にはないと考えられます。

配当とは利益の余剰金の分配が基本ですから、利益をまともに出せていないアドバンスド・マイクロ・デバイスが配当をすることは無いといっていいでしょう。

半導体はうまくいけば、大きなキャッシュフローを生み出すことができるビジネスです。
ちょうどインテルのように。
今後、アドバンスド・マイクロ・デバイスがどのように利益を生み出せる体質に変化し、株主に報いることができるのかを良く見ておきたいと思います。

結局アドバンスド・マイクロ・デバイスは買いなのか?

結論からいうと買いではないとの判断です。

アドバンスド・マイクロ・デバイスはインテルと同様に、パソコン向け半導体を得意とする企業です。しかしながら、ご存じのように我々が使用するメインデバイスはパソコンからスマートフォンやタブレット端末に移り変わり、パソコンの出荷台数は年々下火になっています。
またスマートフォンの普及に伴い、新たな半導体メーカーも出現し、アドバンスド・マイクロ・デバイスを含めた既存の半導体企業は大きく苦しめられています。

やはりアドバンスド・マイクロ・デバイスの課題としては、事業の多角化、つまりスマートフォンやタブレット向けの半導体などに活路を見いだせていないことでしょうか。実際、アドバンスド・マイクロ・デバイスの売上高は現状でも、パソコン向けの方が圧倒的に多くなっています。

一過性で株価は高騰していましたが、それほど見通しが明るい訳ではないと思います。
世界にはインテル(INTC)やマイクロンテクノロジー(MU)などのような優良な半導体のスーパー企業がたくさんあります。

長期投資を考えている場合は、こちらの2銘柄も同時に検討するべきだと思いますね。

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