アボット・ラボラトリーズ(ABT)株の過去データ分析~今後の見通しー77ー

77回目はアボット・ラボラトリーズ(ABT)です。

スポンサーリンク

どんな会社??

アボット・ラボラトリーズは米国の大手医薬品メーカーです。様々な領域で新薬の開発から製造、販売までを行っています。

主な製品としては、リウマチ性関節炎用「ヒュミラ」、脂質異常症治療薬「トライコア」、HIV感染症治療薬「カレテラ」、前立腺がん治療薬「リュープロン」などがあるようです。

また、新薬だけでなく、ジェネリックも展開している製薬業界では比較的珍しい会社となっています。一般に、新薬開発の企業はそれに特化し、ジェネリックも専業としてされることが多いです。

現在の株価データ

2018/07/19時点で、63.78$。perは234.52。

配当利回りは1.77%。

また、S&P格付けはBBBであり、Positive(積極的)です。
格付けはBBBのpositiveということで、全然見通しは悪くありません。これでAにでも格上げされれば、株価も上がってくることでしょう。

配当利回りは1.8%と製薬業界にしては控えめな水準です。
ファイザー(PFE)株の過去データ分析~今後の見通しー47ー

 

株式指標の推移

株価の長期チャート

※画像はyahoo finaceより

素晴らしい株価の推移です。

リーマンショックがいつあったのか分からないレベルです。

15年から2年間ほど、株価は低迷気味でしたが、今から考えれば絶好の押し目でしたね。

総売上高


しばらく低迷していた感じですが、17年度に少し復帰してきています。基本的に主力薬品の売上はそれほど増減するものではないので、17年度は新薬の販売が開始し、売上に貢献するようになったのでしょう。

1株あたりの利益(EPS)

売上高はそれなりに堅調でしたが、利益はじわりじやりと減少してきています。

ただ、格付けの見通しが悪くないことから考えると、利益も戻してくる可能性が高そうです。

自己資本利益率(ROE)

ROEは経営の上手さを示す指標と言われています。日本株の平均が8%程度、米国株が12%程度といわれます。

好調な時代はROEも20%前後をうろついており、良い感じでした。

近年は利益の減少とともに、悪くなってきていますね。

1株あたり純資産(BPS)

資産の積み上がりは非常に順調です。

これは安心感があってよいですね。

 

フリーキャッシュフロー

企業が自由に使えるお金がフリーキャッシュフローです。
13年度以降はかなりキャッシュフローが少なくなっています。新薬の特許切れなどが影響しているのかもしれませんね。

配当の推移

13年度にかなり大きな減配を行なっています。

その後は再び増配に転じているようです。

配当利回りは1.7%程度。もう少し配当に回して欲しいなと思いますね。

まとめ

米国大手の製薬メーカー、アボット・ラボラトリーズ(ABT)の分析でした。

あまり馴染みのない企業ではありますね。しかしながら、業界ではとても有名な大手企業です。

指標面でも超大手のファイザーなどに負けておらず、それなりに良い闘いができていますね。

perは200倍オーバーと少し高すぎる感じがします。配当利回りも1%台と高いわけではありません。もちろん新薬開発の情報などもあり、期待が寄せられるのも当然だと思います。

ただ新薬の売れ行きを推し量ることは素人では難しく、なかなか今購入するのは博打の要素が強いかなという印象です。

くれぐれも慎重に立ち回るべきでしょうかね。

Pocket

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA